給湯器は定期点検やメンテナンスが不可欠?故障する時期や交換・修理の目安を解説

給湯器も年を経るごとに劣化が進み、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。 給湯器の劣化を放置すると水漏れや破損などのリスクが高まります。 給湯器の故障の目安や修理のタイミング、自宅でもできる点検方法などを解説します。

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給湯器の点検を行う上で必要な基礎知識

給湯器は定期点検やメンテナンスが不可欠?故障する時期や交換・修理の目安を解説

給湯器の寿命

給湯器の点検を行う上で、目安となるのが給湯器の寿命・耐用年数です。


給湯器の寿命・耐用年数はおよそ10年程度です。

10年を経過すると劣化して熱効率や給湯能力が落ちていきます。

給湯器を長持ちさせるためのコツとしては、


①給湯器本体の排気口周りのスペースを確保すること

②給湯器を雨に濡れない場所に設置すること

③入浴剤を使いすぎないこと


などがあります。

排気口から出る排気が滞留したり、給湯機器本体が濡れていたりすると、給湯器が故障する原因になります。

また、よくお風呂に入浴剤を入れる方の場合は、入浴剤による配管部分のダメージに注意しましょう。

特にガス給湯器の場合、故障や劣化に気付かず放置していると、火災や一酸化炭素中毒の原因になる場合があるため、注意が必要です。

給湯器のシステム

給湯器のシステムには大きく分けて「瞬間式」と「貯湯式」とがあります。

家庭用のガスや灯油の給湯器は、今では「瞬間湯沸式」が一般的です。

①瞬間式

「瞬間式」とは、お湯を使うその瞬間に、電気やガスの力でお湯を沸かす給湯システムです。

石油式の給湯器は、元々は貯湯タンク式が主流でしたが、現在はガス給湯器のように使える、瞬間式のものが増えています。

②貯湯式

「貯湯式」は主に電気代やガス代が安価になる深夜・早朝に、まとめてお湯を沸かしておき、給湯器の貯湯タンク内に蓄えておくシステムです。

貯湯式は光熱費や水道代を一定にするというメリットがあります。

一方、給湯器内のお湯を使い切ってしまうと、新しいお湯が沸くまでに時間がかかってしまうデメリットもあります。

電気式の給湯器は、この貯湯式を採用しています。

給湯器も対象の長期使用製品安全点検制度とは

2009年4月から長期使用製品安全点検制度開始されました。

給湯器(都市ガス/LPガス用屋内式ガス瞬間湯沸かし器や石油給湯器)など、

熱を伴う住設機器に対する一定の使用年数(設計標準使用期間)が経過した製品を対象とし、製品を購入した所有者にメーカーや輸入業者から点検時期をお知らせし、点検を受けていただくことで、事故を防止するための制度です。


よって対象となるのは、所有者自身による保守が難しい設置型の製品で、経年劣化によって火災や死亡事故などの重大事故を起こすおそれがある製品(特定保守製品)です。

特定保守製品は、安全に使う目安となる設計上の「標準使用期間」を設けています。所有者登録をすると、設計標準使用期間が終わるころに点検通知が届きます。通知が届いたら、メーカーに連絡をして点検を受けましょう。(平成21年(2009年)4月1日以降に製造・輸入された製品が対象となります)

給湯器を修理や交換せず、放置することのリスク

給湯器の劣化に気付くのが遅れたり、放置するでどのようなリスクが生じるのでしょうか。

劣化放置のリスクや給湯器修理・交換にかかる費用・相場について解説します。

水漏れ

給湯器から水漏れが発生した場合は放置せず速やかに修理・交換を行いましょう。

水漏れがガス給湯器の炎の近くまで及ぶと、不完全燃焼がおき一酸化炭素中毒を引き起こす原因となりかねません。

火災

水漏れが電気系統に及ぶと、ショートを引き起こし火災の原因となる可能性があります。

水漏れ、火災のどちらも利用開始後10年が経過し、劣化が進んでいる給湯器で見られるケースが多いです。給湯器は10年を目安に点検を行いましょう。

給湯器の修理・交換が必要な時はどんな時か

修理のみで済むケース

①配管の劣化による水漏れ

配管の劣化による水漏れは、給湯器本体の故障と異なる可能性があるため、交換まで必要となるケースは少ないです。


②給湯器の利用が10年未満である

給湯器の寿命である10年を経過していない場合は、給湯器本体の故障ではない可能性があります。

部分的な故障や一時的なエラーの可能性があるため、チェックしてみてください

交換が必要になってくるケース

①異音がする

②シャワーのお湯の温度が一定しない

③水がお湯になるまでに時間がかかる

④給湯器の利用が10年以上経過している

自宅でできる給湯器のセルフチェック

1.給湯器・追い焚き口の水漏れはないか

給湯器の水漏れの原因のほとんどは経年劣化や故障によるものです。ガス給湯器内部の水漏れだった場合には、内部でガスが不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生し一酸化炭素中毒となってしまう可能性もあります。さらなる事故を防ぐ為にも、リフォーム業者に修理をしてもらうと良いでしょう。

2.保温材が壊れてないかどうか

給湯器の保温材がに剥がれやめくれが確認できる場合は、給湯器の劣化のサインとなります。

2.保温材が壊れてないかどうか

3.可動していない状態でガス臭くないか

無動作時にガスの臭いがする場合は給湯器が劣化、故障している可能性があります。リフォーム業者に相談しましょう。


4.自動湯はり中に途中で止まり、また動き出すことはないか

「自動湯はりが途中で止まって動かない」

「自動湯はりで、お湯が出たり止まったりを繰り返す」

などの動作不良は、給湯器の劣化や故障によるものが原因である可能性があります。自分で解決できない場合はリフォーム会社に点検や修理が必要か相談しましょう。

5.キッチンなどではお湯が出るのに、お風呂場だけお湯が出ない

キッチンなどではお湯が出るのに、お風呂場だけお湯が出ないといった不具合がみられる場合は、給湯器の劣化や故障の可能性があります。自分で解決できない場合はリフォーム会社に点検や修理が必要か相談しましょう。


6.お風呂の水がお湯になるまでに時間がかかるか

「シャワーのお湯の温度が一定しない」「水になることが多い」などの症状がみられる場合は、給湯器内のバーナーが着火しないなどの給湯器の劣化・故障が原因である可能性があります。自分で解決できない場合はリフォーム会社に点検や修理が必要か相談しましょう。


7.給湯器を10年以上使っているか

給湯器を10年以上使用している場合は、経年劣化による故障が発生しやすく、交換の目安になります。何か異常がみられた場合はリフォーム業者に相談しましょう。

8.青サビがないか

給湯器に青サビが確認できる場合は、給湯器の劣化のサインです。

まとめ

給湯器の故障の目安や修理のタイミング、自宅でもできる点検方法などについて解説しました。

給湯器は寿命が短い割に、壊れていると生活が難しくなったり事故の原因になるなど、チェックすることが重要なので、常に安全か確認しておきましょう。

給湯器はある程度までは自分でチェックできる点検方法があり、正しく対策をすることで予防することができる

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