雨漏り対策には定期的な点検が不可欠?点検方法や自分でもできるチェックポイントを解説

雨漏りは屋根や外壁の定期的な点検によって対策することができます。雨漏りに気付かなかったり、放置してしまうことで漏電やシロアリの繁殖、耐久性の低下など、様々なリスクが発生してしまいます。雨漏りの点検方法や自分でもできるセルフチェックのポイントについて解説します。

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雨漏りの基礎知識

雨漏り対策には定期的な点検が不可欠?点検方法や自分でもできるチェックポイントを解説

雨漏りの発生原因

雨漏りの発生原因は主に屋根と外壁からの水漏れです。

①屋根の構造

屋根の構造は下図のような構造になっています。老朽化によってひび割れやはがれが発生したり、ルーフィング(防水シート)の防水効果が低下することで雨漏りが発生します。

②屋根の種類

屋根の種類によって可能な雨漏り点検も変化します。

⑴勾配屋根

勾配屋根とは角度が付いて斜めになっている屋根で、

⑵フラット屋根
フラット屋根は名前の通り屋根の形状が平面(フラット)の屋根です。戸建てよりもマンションやビルなどの建物に多く見られます。

勾配屋根

勾配屋根

フラット屋根

フラット屋根

③素材の種類

⑴スレート

スレートとはセメントを固めて板状にした屋根材です。スレート屋根は主にセメントを使用した化粧スレートと粘板岩を使用した天然スレートの2種があります。スレートは瓦と比べて軽量で施工費用も低いです。

⑵瓦
瓦とは粘土を原料として作られており、日本の従来の家屋に広く採用されている馴染みのある屋根材です。スレートと比べて重く、施工費用も高いものの、耐久性に優れているなどの特徴があります。

雨漏りが発生しやすい時期

雨漏りが発生しやすい時期は梅雨、台風、雪(積雪)の前後の3つが挙げられます。

梅雨

梅雨の時期は雨が長く続くため、雨漏りに気づくことも多い時期です。短期的な雨では屋内にしみてこなくとも、長期的かつ雨量も多い場合は屋根や外壁の損傷部分から雨がしみだすこともあり得ます。梅雨の時期を機会に雨漏りがみられないかチェックしてみましょう。

台風

台風は雨に加え、強風による屋根へのダメージが加わるため、雨漏り被害が発生することが多いです。シェアリングテクノロジーによる雨漏りに関する調査レポートによると、2017年の月別の雨漏り修理依頼の統計で、10月が最も以来数の割合が高く、梅雨の時期である6〜7月を超える29.7%となりました。(6月:7.4%,7月:6.5%)

台風

雪(積雪)

雪が積もりやすい北海道や東北地方などでは積雪による雨漏りが発生するケースがあります。積雪による排水溝の詰まりなどで水が流れなくなり、屋内に水が溜まってしまうことで雨漏りになってしまいます。フラット屋根(陸屋根)の場合はより雪解けにかかる時間が長くなるため注意が必要です。

雨漏り点検の周期

雨漏りの点検は「◯年に◯回」といった周期は特にありませんが、梅雨、台風、雪など、雨にさらされ湿気が多くなる時期に合わせて集中的に点検を行うと良いでしょう。建物が築20年以上経過していたり、新築から1度も点検やメンテナンスを行なっていない場合は1度チェックしてみることをおすすめします。

雨漏りを点検せず放置してしまうことのリスク

シミやカビの発生

雨漏りを放置することで漏電が発生しやすくなります。漏電によって停電が発生したり、家電製品の修理や買い替えが必要となるケースもあります。漏電している電子製品に触れると感電してしまうリスクもあり、大変危険です。雨漏りによる漏電を確認するには、

①雨と停電や電子機器の停止などのタイミングが重なっていないか?

②ブレーカー(漏電ブレーカー)が頻繁に落ちていないか?

③金属類に触れた時、静電気に触れたようなピリピリとした違和感などはないか?

といった点に注目してチェックするようにしましょう。

シロアリの繁殖

シロアリは湿った暖かい気候をこのみ、木材を栄養素としています。そのため、雨漏りで家屋の木材が湿ることによりシロアリの繁殖のリスクが高まります。シロアリは柱や床などの木材を食べるためリフォームが必要となるケースが多く、注意が必要です。

雨漏り点検・セルフチェック

雨漏りを点検せず放置することによって様々な被害が発生することを解説しました。雨漏りは発生後の対策も重要ですが、発生を未然に防ぐ点検・メンテナンスも重要です。自分でも行える、被害を防ぐ具体的な方法をご説明します。

屋根にひび割れや痛みはないか?

屋根にひび割れや痛みがあると、そこから雨などの水分が侵入し、雨漏りの原因となります。スレート/瓦にひび割れやずれがないか、棟板金に浮きができていないかなど、屋根の状態を確認しましょう。屋根に登るのは怪我や事故の危険性が高いため、チェックを業者に依頼すると安全です。

外壁にひび割れや剥がれはないか?

外壁に1mm〜のひび割れがあるか確認しましょう。1mm以上であれば〜である可能性が高いです。

雨漏りの点検をスマホで完結できるアプリ「HOUSEE」

雨樋に破損・変形がないか?

雨樋に破損・変形がないか?

雨押えバンキングが錆びていないか?

雨押えバンキングが錆びていないか?

軒天に雨漏れ跡のしみがあるか?

軒天に雨漏れ跡のしみがあるか?
軒天に雨漏れ跡のしみがあるか?
雨漏りの点検に役立つ点検項目をご紹介しました。
しかし、雨漏りや屋根、外壁の専門家では無い一般の方が自分でこの項目をチェックし、判断することは難しいと思います。
家の気になる箇所を撮影するだけで診断できる住宅診断アプリHOUSEEは、当記事でご紹介したようなセルフチェックを、スマホで簡単に行うことができます。雨漏りの他にも様々な家の課題に合わせて、健康診断のように、診断結果や家の寿命についてのレポートが出ます。またその結果に合わせ、対応できる業者に依頼することが可能となります。
家に関するわからないことや気になる部分に関しても、気軽にスタッフに相談することができます。

まとめ

今回は雨漏りを放置してしまうことのリスクと、自分でもできる雨漏りの点検・メンテナンスのポイントについて解説しました。特に

◯雨漏りは梅雨、台風、雪(積雪)に合わせて発生する可能性が高く、それに合わせた対策を取ることが効果的である

◯雨漏りを放置してしまうことで、漏電やカビ・シミの発生、シロアリの繁殖など、さらなる二次被害のリスクが高まってしまう

◯雨漏りは自分でチェックできる点検方法があり、正しく対策をすることで予防することができる

上記の三点はこの記事でもお伝えしたかった内容なので、シロアリ被害の点検にお役立ていただけたら嬉しいです。

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